画面修理とバッテリー交換

iPhone同時修理、、、？
当店では画面修理をする方にはバッテリー交換を推奨していたり
二か所以上の破損や劣化があったりする場合は同時の修理を推奨しております。
しかし同時となるとやはり費用がかかり躊躇してしまうと思いますが一つだけの破損や劣化を直しても
そのあとに直していなかった別の破損や劣化で不具合が起きて操作が出来なくなる可能性を考えれば絶対同時修理をしておく方が良いです。

反対に同時修理をしておかなかったせいでもっと余計な出費が出てしまう事も少なくありません。

Contents（目次）

- 【画面割れ放置のリスク】
- ●割れが広がる
- ●液晶やタッチセンサーに悪影響
- ●水没や内部の故障

- 【バッテリー劣化放置のリスク】
- ●膨張
- ●発煙・発火
- ●起動不可

- 【修理後】

- 【スマートクール高松店】

画面割れ放置のリスク

iPhoneの画面は割れただけだと操作に問題が無いことが多いためどうしても放置しがちです。
しかし操作が出来ていても放置する事のリスクは変わりません。

割れが広がる

iPhoneの画面割れは広がっていきます。

ほんの少し欠けていただけなのに気が付いたら全体に？！なんてこともありえます。
そして割れが広がると下記のような故障や症状が出る可能性も高くなります。

液晶やタッチセンサーに悪影響

画面が割れているだけで操作は出来ているとしても液晶やタッチセンサーまで破損するリスクは高いです。
液晶とは普段私たちが見ている映像を映し出すパーツでタッチセンサーはタッチ操作を反応させるパーツです。
画面が割れていると液晶破損は起きやすくなりますし液晶破損が起きるとタッチ不良も起きやすくなります。
【割れた状態でまた落とした】【気付いたら液晶に線が入っていた】という事例がかなり多いんです。

また液晶破損が起きて一番困るのは【ゴーストタッチ】という症状。
最悪初期化を余儀なくされてしまいますのでご注意ください。

水没や内部の故障

iPhoneの画面が破損しているという事は少なからず隙間が出来ている状態です。
通常のiPhoneでもお風呂の水蒸気や雨などで水没してしまう事があります。
つまり画面に少しでも隙間が出来ている状態だとかなり水分が侵入しやすく水没の危険性も上がります。
またiPhoneの中にはバッテリー以外にも基板やスピーカー・バイブレーターなど様々なパーツがあります。
どれも繊細で少しの衝撃や水分の侵入で故障してしまう可能性が高いんです。

バッテリー劣化放置のリスク

続いてバッテリーの劣化を放置する危険性をご紹介いたします。
どんな症状も不具合も起きてしまわないと不便さが分からなかったり大丈夫だと思ってしまったりします。
しかし不具合が起きてしまってからでは遅い、、ということもあるためバッテリーに限らずお早目の修理を推奨いたします。

今回のiPhoneSE２は最大容量８８％でした。

膨張

まずはバッテリーの膨張をご紹介いたします。
iPhoneのバッテリーに使われている「リチウムイオンバッテリー」は劣化すると内部でガスが発生する特徴があります。
つまり劣化を放置しているとバッテリー内部でガスが発生し膨張してしまいます。
特に暑さや寒さを嫌うため冬や夏に劣化が進みやすくなります。
冬には【一気に減りが早くなった、、】とバッテリー交換依頼が増加し夏には【膨張した、、】と依頼が増加します。

そして膨張は本体に隙間が出来てしまい水分や異物が侵入するリスクもあります。
膨張について詳しくはこちらをチェック

発煙・発火

続いてかなり危険な発煙や発火についてご紹介いたします。
上記でご紹介した膨張を放置していると煙が出たり火が出たりする危険性があります。
また膨張していなくても劣化が進んだバッテリーは柔らかくなるため少しの衝撃で歪んでしまう事があります。
バッテリーは歪んだり折れたり穴が開くと発煙発火の危険性があります。

劣化が進んでいるバッテリーや柔らかいバッテリーはいつも以上に気を付けて修理が必要です。

起動不可

続いて起動不可と基板破損についてご説明いたします。
まずは起動不可について。
iPhoneを起動するには必ずバッテリーの力が必要となります。
ですがバッテリーが劣化し弱まると最初は【起動に時間が掛かる】ようになります。
それでも交換をせず放置しているとiPhoneを起動するだけの力が無くなり起動しなくなります。

続いて基板破損について。
バッテリーが劣化すると起動が遅くなったり動作がスムーズに出来なくなったりします。
するとスムーズに動かそうとバッテリーがフル稼働を始めるんです。
フル稼働を始めると負荷がかかりバッテリーが発熱してしまいます。
たまに端末が熱い、、と感じる事はありませんか？
あれは発熱したバッテリーの熱が本体に伝わっているからなんです。
そして本体だけでなく大事な心臓部分、【基板】に熱が伝わると基板まで破損してしまう事になります。