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バッテリーが膨張したから水没した?

アイフォンのバッテリーは必ず劣化しますが、劣化すると膨張する確率が高くなります。
また、完全防水ではありませんので水分には気を付けなければいけません。

今回はバッテリーが膨張してしまう原因、膨張したら水没してしまう理由についてご紹介します。
また、膨張してしまった際の対処法もお伝えしていきます。

 

バッテリーが膨らむ原因と対処法

バッテリーの比較

左が通常、右が膨張。

ペタンコな左のバッテリーに比べて右のバッテリーは膨らんでポコポコしているのが分かると思います。

劣化によりガスが発生

アイフォンのバッテリーは様々な理由で必ず劣化してしまいます。
バッテリーが劣化するとバッテリー内部にガスが発生され、ガスが発生したことで膨張してしまいます。

必ず劣化するのも劣化によりガスが発生するのもアイフォンのバッテリーで使われているリチウムイオンの特徴です。
そのため一年で一番劣化が進む冬、そのまま劣化を放置していたら次の夏に膨張してしまうリスクが高くなります。

修理に出す

一番は修理に出すこと!!

修理に出すと新しいバッテリーに代わり膨張していたバッテリーも修理店が処分してくれます。
アイフォンのバッテリーはリチウムイオンで処理が特殊になります。
そのため、修理する端末と料金さえ持っていけばすべてが解決する修理が一番おすすめです。

使用を抑える

すぐに修理に出すことが出来ないこともあると思います。
体調が悪かったり、お仕事との予定が合わなかったり、、

そんなときは、使用、充電をやめましょう。
どうしても使わないといけないときはなるべく負荷がかからないように、
充電をしながら操作は絶対にしないようにしておきましょう。

また電源を落としておいておくのも良いですが、電源を落としたり入れたり
いわゆる「再起動」となる行為は控えましょう。
アイフォンを起動するにはバッテリーの力が必要になり負荷がかかってしまいます。

膨張をそのままのいしておくとどうなる?

膨張をしてもなお、問題ない、使えている、と放置する方がいらっしゃいます。
バッテリー劣化すら放置は絶対にやめた方が良いため膨張を放置していたらかなり危険。

画面が浮いてしまう

膨張により浮いている画面

膨張による症状で一番多いのはやはり「画面の浮き」です。

膨張し始めると90%以上の確率で画面が浮き始めます。
ペタンコだったバッテリーが大きく膨らむため、アイフォンの中に納まることが出来なくなり
画面をぐーっっと押し上げてしまいます。

アイフォンの充電口横には画面と本体を外さないようネジがありますが、
かなり膨張が悪化している方はネジすら外れてしまうほど浮いてしまいます。

水没やショートのリスク

本体と画面の間に隙間が出来てしまう事で、水分や埃が侵入しやすくなります。
アイフォン6S以降の機種には生活防水機能、と言うある程度の雨水や埃の侵入を防ぐ機能がありますが、
それは通常の状態の際に発揮されるものであり画面と本体の間に隙間が出来てしまえば役割を果たすことが出来ません。

通常の端末だと側面などから入り込んだ水分や埃をパッキンの様な生活防水機能が止めますが、
浮いてしまっていると止まることなくそのまま内部に入り込んでしまいます。

埃でショート、に関してピンとこない方が多いみたいですが
少しでも湿気などで水分に触れてしまった埃が入り込むと電流が流れている基板はショートを起こします。

別のパーツに悪影響

膨張したことにより、基板破損、液晶パーツ、などほかのパーツに悪影響が出てしまう可能性もあります。
バッテリー劣化を放置していれば基板が破損してしまう、、ということは膨張までしていたらそのリスクはもっと高くなります。

膨張したバッテリーは画面を押し上げ本体に隙間が出来てしまいます。
画面のガラス下には映像を映し出す液晶パーツがあります。
つまりバッテリーのすぐ上には液晶があり、ずっと液晶を押し上げてしまう事で映像がおかしくなり破損してしまう事もあります。

上記でご紹介したリスク以外にも、電源が入らなくなったり、衝撃によって発火してしまったり
充電や操作などの負荷に耐えられなくなり充電中に発煙してしまう可能性もあります。

アイフォンX 水没修理とバッテリー交換

今回お越しいただいたお客様は膨張をどうにかしたい、と。
ですが画面も付いておらず、、お話をしていると水没したかもしれないとのこと。

水没痕

アイフォンには水分に反応し水没したかどうか確認できる水没痕があります。
水没痕は通常、白色で水分に反応すると赤色になります。

画面側の水没痕

上記画像は画面側の水没痕です。
光で分かりずらいですが、赤色に変化しています。

画面側の水没痕が赤く藩のしている場合はほとんど画面交換が必要となります。
画面も問題なく使えていて水没痕の反応もない場合は推奨はしませんが交換なしでも、、。
(もちろん端末の状態により動作出来ていても交換が必要な場合もあります。)

本体側の水没痕

続いて本体側の水没痕です。
しっかりと赤く反応を示していますね。
本体側に水没痕がある場合は基板洗浄が必要となることがほとんどです。

画面も映らない原因は?

膨張と画面が映らないのは関係あるのか、、??

ガラスとフレームが分離

端末は膨張により画面が浮いて隙間が出来ている状態でしたが、側面を見てみると、、
画面と本体の隙間の所に黒いものがあると思います、この黒いものが画面のフレームです。

画面のガラスとフレームが分離してしまうと液晶破損が起きることが多く、
水没と分離が原因で画面がつかなくなったのだ、と判断いたしました。

画面とフレームが分離する原因としては、
1、バッテリーの膨張
2、画面の劣化

上記二つがほとんどです。

修理後

修理完了後

約2時間後、修理完了しました。

水没修理は最低でも2時間~です。
基板洗浄という作業を行いますが洗浄後の基板を完璧に乾かさないといけないんです。
洗浄に30分~1時間、乾かす作業に1時間~のお時間を頂戴します。

今回のお客様はがっつり水没と言う訳では無く、隙間から水分が侵入した、、くらいでしたので最短の2時間でお返し出来ました。
付かなかった画面も元通り、膨張していたバッテリーも膨張により浮いていた画面も元通り!

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