iPadのバッテリーも寿命があり、必ず劣化してしまいます。
劣化を放置していれば様々な不具合が現れ、普段使いが難しくなることもあります。
また、劣化を放置したことにより膨張が発生しすると、ガスが漏れだす可能性があり、火災や爆発のリスクが高くなります。
iPadのバッテリーについて
まず、iPadのバッテリーにも寿命があります。
iPadは最大容量を本体で確認できないため、使用している際の減りの速さや使用年数が目安となります。
ちなみに、スマートクール高松店にお持ちいただくと最大容量の確認をさせていただきます。
寿命
そして、iPadのバッテリー寿命は、約2~3年と言われています。
もちろん、使用方法や環境により、早まることもあります。
iPadのバッテリーは約1000回の充電サイクルを経ると、バッテリーの容量が新品の80%程度に減少します。
つまり、購入時の充電頻度を考えて多めに見て、約3年ほどで劣化する、と言えます。
膨張について
今回は、iPadのバッテリー膨張について詳しくご紹介いたします。
原因
まず、iPadに使用されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。
充電と放電を繰り返すことで、必ず劣化しますが、劣化するとバッテリー内部にガスが発生する特徴があります。
ガスが発生することで、バッテリーが膨張します。
そのため、ほとんどが、【バッテリー劣化】が原因で膨張が起きてしまいます。
次に【衝撃】が原因の場合です。
よっぽどの衝撃を加えてしまうと、膨張してしまうこともあります。
そして、購入から数か月、思い当たる節もない場合は【不良品】の可能性があります。
見た目の変化
続いて、バッテリー膨張による本体の見た目の変化ですが、
画像のように、画面が浮いてきます。
今回お持ちいただいたiPadはかなり劣化していました。
そのため、画面の浮き具合もひどく、ほぼくっついていない状態でのお持ち込みでした。
対策
そして、バッテリーが膨張しないようにするための対策や傍聴後にする対応をご紹介いたします。
まず、長時間充電しないようにする・充電を使い切らないようにする、ことを徹底しましょう。
過充電・過放電と呼ばれるこの充電方法はバッテリーを弱めてしまうため、20%~80%を維持するようにしましょう。
続いて、高温環境を避けて使用しましょう。直射日光が当たる場所や暖房器具のそばなどには置かないように!
そして膨張は劣化により発生することがほとんどなので、劣化を放置しないようにしておきましょう。
次に、膨張後の対応です。
まずは、直ちに電源を切り、使用しないこと。
膨張したまま使用るのは、非常に危険です。
続いて、涼しい場所などに保管し、発火のリスクを最小限に抑えます。
最後は、必ずバッテリー交換や、適切な方法で処分をしましょう。
修理後
パンパンに膨らんでいたバッテリーを外し、元の状態に。
もちろん、最大容量は100%のバッテリーです。
修理後の動作確認も問題なし。
そして、データもそのままでお返しできました。
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