今回は水没したXperia5のご紹介です!
スマホをズボンのポケットに入れたまま海の中に入ってしまったみたいです。
さっそく見ていきたいと思います!
初見
まずはお持ちいただいた時の状態について…
起動不可
水没させてしまった翌日にお持ちいただいた端末でしたが、電源が入らない状態でした。
液晶が破損していて、音だけが鳴るわけでもなく完全反応なしでした。
カメラ部分曇りあり
バックカメラのガラスが中側から曇っていました。
スマホの内部に水分が入り、水蒸気が発生することにより曇ってしまいます。
修理
水没復旧
結構な水没だったのか、基板のあらゆるところが腐食と塩が乾燥してくっ付いていました。
基板を取り出して洗浄し磨いてみましたが、腐食や塩を完全に取り除くことは不可能でした。
各パーツのコネクタも腐食している部分があったので磨いて、バックカメラの曇っていたところも拭いておきます。
バッテリー
バッテリーは、ほんの気持ちですが膨張しかけていました。なので気をつけて外していきます。
一か八かで、洗浄した基板と新しいバッテリーとで立ち上げてみることにしました。
すると、画面がついて起動することに成功しました!今まで見てきた中でほぼほぼ厳しい状態かなと思っていましたが、起動したのでビックリでした!
画面
完全に起動したので動作確認を取ろうとすると、タッチができませんでした。
水没でタッチ機能が壊れていたので、新しい画面パーツを付けるとタッチが効いたので問題なさそうです!
水没させてしまったら
もし水没させてしまった時の応急処置を覚えておきましょう!
電源を切る
電源が点いている場合は、すぐに切りましょう。通電させておくと症状が悪化したり、感電する危険性があります。
水没で画面タッチが段々効かなくなってくることがあり、そうなると電源が切れなくなるので早めに電源を切るようにしましょう。
充電器を挿さない
充電器を挿してしまうと、内部でショートを起こし基板修理が必要になることがあります。
最悪の場合は、基板修理ですら厳しかったりするので注意です。
修理に出す
水没直後に使えていても、スマホ内はどんどん水が広がって故障範囲が広がっていってるような感じなので急に使えなくなったり起動しなくなります。
基本的には電源を入れないようにして、修理できる所へ持っていきましょう。
まとめ
いつ何があってもいいようにバックアップを取っておくことをオススメです!
とりあえず大事なのはデータだと思いますので、常に取っておくようにすればいざと言うときでも失わずに済みます。
バックアップが取れていない時は、早めの対処がカギとなってくるかと思います。
スマートクールでは、Android端末も一部お修理可能となっておりますのでご来店下さい。