iPhoneのはバッテリーの劣化具合を確認できる最大容量があります。
また最大容量の数値によって出てくる症状が大体わかります。
もちろん使用方法により例外もありますが・・・。
しかしお越しいただいたお客様のお話を聞いていると大体このくらいの数値かな・・・と当たっていることも少なくありません。
最大容量の数値別症状
それでは最大容量の数値別の症状をご紹介いたします。
あくまでも目安ですので必ず当てはまるわけではありません。
ただ劣化具合は早く進む事はあっても寿命より長くなることはない、と考えておくと良いでしょう。
88%から84%
まずはあバッテリーの交換目安時期である88%から84%の数値の場合です。
・購入時に比べて充電の減りが早い・・・
早ければ88%辺りで充電の減りが早くなったと感じる方もいらっしゃいます。
恐らく2日程持っていた充電が1日半くらいで無くなるくらいでしょう。
そして86%あたりから1日充電が持たない、となる方が増えます。
またiPhoneのバッテリーは約2年が寿命だと言われております。
最大容量85%を迎えるころには寿命である2年が経過している方がほとんどです。
もちろん使用方法によってはもっと早く劣化してしまう方もいます。
83%から80%
続いて83%から80%あたりの数値の場合です。
・気が付いたら充電が切れている
・起動に時間が掛かり始める
・充電の減りが早くなったのが明らかに分かる
状態で言えば劣化がどんどん進んでいる状態です。
恐らく88%から84%あたりで充電頻度は購入時より増えている方がほとんどです。
そのため充電の減りが早くなる→充電頻度が増える→劣化する、の悪循環に陥る時期です。
79%以下
そしてかなり劣化している状態だと判断する79%以下。
今回お持ちいただいたiPhone11も79%を下回り75%でした。
・発熱する
・残量が数十%残っていても電源が落ちる
・充電が数%・数十%単位で減っていく
・再起動で充電残量がころころ変わる
・カメラがブレる
など。
そして最大容量はバッテリーが実際に貯めることが出来る電力の量を表しています。
つまり上記のiPhone11なら75%しか溜まっていません。
そのため充電を100%まで貯めても75%しかたまっておらず100-75=25%辺りで電源が落ちるようになります。
最大容量75% 出ていた不具合
今回お持ちいただいた最大容量75%のiPhone11に起きていた不具合をご紹介いたします。
発熱する
まずはiPhoneが熱く感じることがあるようです。
そして充電をしていたり思い操作をしていたりするわけでは無いのに熱くなるそうです。
また熱く感じる場所によっては基板破損が考えられます。
しかし今回は確認させていただいたところ恐らくバッテリー劣化が原因だと判断しました。
まずバッテリー劣化が原因の発熱の場合は全体がほんのり熱くなったり画面を見ている状態で左側が熱く感じます。
なぜならバッテリーはiPhoneの(画面を見ている状態の場合)左側にあるからです。
そしてバッテリー劣化により発熱する理由は劣化によりiPhoneの動作がスムーズに出来なくなります。
しかしスムーズに動かそうとバッテリーがフル稼働する事で負荷がかかり発熱します。
そして基板破損が原因の場合は大体カメラ下側が発熱します。
また触れないくらい熱い!!!と言う場合はほぼ基板破損です。
他にも画面を見ている状態で右側が熱い場合も基板破損の可能性があります。
バッテリーが左側、基板が右側にあるからです。
動作がカクカクする
続いて画面を操作した時の動作がカクカクするようです。
まずスクロールをしてもスムーズに動かずアプリを開くにも時間がかかるとのこと。
そしてこのカクカクしてしまう症状もバッテリー劣化が原因なんです。
また今回のようにバッテリーがかなり劣化していたり最大容量が79%以下だったりするiPhoneによく見られます。
他にも充電をしながら操作をしたり負荷がかかるような操作をしたりすると発熱して操作が重たい感じになる事もあります。
修理後
約26分でバッテリー交換が完了しました。
もちろん、時間内で動作確認まで終わっています。
今回のお客様は改善しているか確認してほしいとご希望でしたのでここから20分ほど様子見ます。
そして操作中でも充電中でも発熱はなく、画面動作もかなりスムーズに改善されていました。
もちろん大事なデータもそのままお返ししております!
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