長年愛用しているiPhone、次のような症状が出てお困りではありませんか?
【充電の減りが早い】【起動に時間がかかる】【動作にも時間が掛かるし重たい】など。
こんな症状が出ているならバッテリーの劣化を疑いましょう!
劣化具合の確認
iPhoneにはバッテリーの劣化具合の目安を確認できる最大容量があります。
出来るだけ定期的に確認をしておきましょう。
最大容量
今回お持ちいただいたiPhone8は最大容量77%と劣化が進んでいました。
使用年数は2年半~3年とのことです。
【バッテリーに関する重要なメッセージ】は劣化しているから交換してね~というメッセージです。交換すれば消えます。
寿命
続いてiPhoneのバッテリー寿命についてです。
iPhoneのバッテリーは約2年が寿命だと言われております。
約500回、フル充電を繰り返すことで劣化すると言われておりますが計算してみましょう。
1日に1回充電するとして1年で365回、残り135回は4か月半。
しかし購入当時は2日ほど充電しなくても持つので大目に見て2年程。
劣化が進む使い方をしている方は1年や1年半で劣化してしまう事もあります。
最大容量とは
バッテリーの劣化具合を確認したけどそもそも最大容量って・・・
iPhoneのバッテリーの最大容量はバッテリーが実際に溜めることが出来る電力の量を表しています。
つまり上記画像のiPhone8だと充電を100%表示になるまで溜めたとしても実際は77%しか溜まっていないという事です。
また電力を溜める箱(最大容量)が小さくなっているため減るスピードだけでなく充電が溜まるスピードも上がります。
そして【最大容量85%前後】【購入から2年が経過】どちらかが当てはまっている場合はバッテリーの交換目安時期です。
危険?困る?不具合は
そしてバッテリーが劣化すると様々な不具合や症状が出てきます。
不便だけど使えている状態から普段使いすらままならなくなることもあります。
膨張
続いてバッテリーの膨張です。
膨張したことがある方や見たことがある方もいらっしゃると思います。
そしてiPhoneのバッテリーが膨張する原因は【バッテリー劣化】です。
バッテリーが劣化する事で膨張してしまうんです。
iPhoneのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが使用されています。
このバッテリーの特徴として劣化する事でバッテリー内部にガスが発生する特徴があります。
そして内部にガスが発生するとバッテリーが膨張し始めます。
またバッテリー膨張が分かった時点で出来るだけ電源を落として使用しないようにしましょう。
そしてバッテリー膨張は端末を見て分かる場合もあればバッテリーを見なければ分からない場合があります。
端末を見て分かる場合はほとんどバッテリーに押し上げられた画面が本体から浮いて隙間が空いている状態です。
この状態は水没する危険性や埃の侵入によりショートを起こす危険性もあります。
見た感じ膨張が見られない端末でも実際に開けて交換していると膨張していることが分かることも少なくありません。
バッテリーは膨張すると発煙や発火の危険性がかなり上がります。
起動不可
続いて起動不可です。
使わなくなったiPhoneにかなり多い症状です。
まずiPhoneを起動させるには必ずバッテリーの力が必要なんです。
しかしバッテリーが劣化し力が弱まると起動するまでの時間が長くなってきます。
そして最後、起動するだけの力もなくなってしまい起動不可に陥ります。
また使わなくなったiPhoneに多い理由は電源が切れた過放電の状態のまま放置しているからです。
iPhoneのバッテリーは過放電、反対に過充電をすることで弱まっていきます。
そして充電器を挿しても電源ボタンを長押ししてもうんともすんとも言わなくなったiPhoneはバッテリー交換をしない限り起動する事はありません。
またかなり長い間放置していた端末はバッテリーだけで起動せず基板修理が必要となる事もあります。
修理後
約20分でバッテリー交換が終わりました。
修理後は充電器を挿し反応があるのか充電がきちんと上がるのか確認いたします。
そしてその他動作確認も完了しデータもそのまま問題なくお返ししております。
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