Switch修理の中では比較的多いゲームカードスロットのお修理をさせていただきましたのでご紹介いたします！
・・・と堂々とした記事にしたいのは山々で御座いましたが
タイトルの通り 衝撃の結果となりましたのでぜひご覧ください！
ゲームカードスロットが壊れると
ゲームカードスロットが故障すると、シンプルにゲームカードを差し込んでも
「読み取れません」
といったようなエラーウィンドウがSwitchに表示されます。
故障する原因は？
故障要因は個々に様々ではございますが、基本的には頻度高く
ゲームカードの抜き差しを行うことによって読み取り部の電極が摩耗するからと言えると思います。
部品交換で直るものか
基本的に部品交換で直る内容の故障が多いSwitchですが
ゲームカードスロットに関しては一概にそうとも言い切れません。
使用期間が3年を超えてくるタイミングで起きた症状ですと、交換しても一向に読み取ってくれないことがあります、、、
原因としてはSwitchの基板側の問題であることもあります。
部品交換で直るか直らないかの判断について
まず受付時にはお客様ご持参のゲームカードがありましたら
一度お借りして読み取りのチェックをします。
上記に貼ったエラー画面の表記が出た場合は、ちょっと疑いながらも部品交換をしてみる形。
またゲームカードを差しても何も表示も出ることなく無反応の場合は
逆に部品を交換してしまえば直るのではないか？？といった判断で私は行っております（スタッフＫ
ゲームカードスロットの修理
ゲームカードスロットへアクセスするためには
外装
→シールド
→バッテリーからの電源供給を断ち切った状態にした上で
更に各所部品を退けていく形の工程となります。
ゲームカードスロットモジュール
こちらが交換対象の部品です。
イヤホンジャックもアッセンブリー（同じ構造上）となっております。
←左側が元のスロットモジュール
→右側が新品スロットモジュール
モジュールの不良個所は？
ゲームカードが読まない場合は
青の矢印部（スロット本体）か
赤い〇部（メイン基板との接続コネクタ）
のどちらか。
もしくはモジュール基板の不良の３点が考えられるので
実際に交換を行わないと部品交換のみで済むかどうかが怪しい案件です。
結論としては
実際に分解を行い、上記工程の上モジュールの載せ替えでの仮動作時に初めて分かる
意外と悩ましい故障です・・・
埃詰まりが原因であれば、逆に交換などしなくてもしっかり読み取れる状態にはなるのですが
昔のファミコンのように、息を吹きかけて一時を凌げるようなものでもないようで
可能性としては非常に低いかと思います。（受付時は一応空気も吹きかけて確かめています）
まとめ（衝撃の結果）
今回のお修理では結果として
症状改善せず・・・
ただし元の部品を再び元に戻すと使用できる・・・？
ということで、基板側の不良なのではないかとお客様にお伝えしご返却。
ゲームカードスロット不良調査作業
→作業料 ￥３３００
となりました。
おそらくモジュールと基板の接続コネクタ部分の何かしらが原因となります。
当案件では基板修理は様子見ということでしたが、スマートクールでは精密修理部門が
他に御座いますのでお預かり修理となってしまう内容ですが基板側の問題でもお修理可能です！
なかなか受付時に自信をもって「直ります！」と申し上げずらい案件ではありますが
一度、調査作業という体で状況を確認した上で
・即日で修理するか（部品交換でそのまま進める）
・預けにてお修理するか（基板修理で進めていくか）
のご判断になると思いますのでよろしくお願いいたします！
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