スマホに使われているバッテリーは寒さに弱く、今のような冬の時期だと膨張することがあります。
膨張したバッテリーはスマホ本体に様々な不具合を起こします。
冬はバッテリーに注意！
バッテリーは高温に弱いですが寒さにも弱く、寒い時期にはバッテリーに注意が必要です。
充電の減りが早くなる
寒い中スマホを使っていると充電の減りが早くなったように感じたことはありませんか？
スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは寒さに弱く、寒い中で使っていると負担が大きくなりいつもより多く充電を使います。
また最大容量が低下する場合もあります。この場合は低下した最大容量は元に戻りません。
気温の低い所ではスマホをポケットに入れておくなどして温めながら使うのがオススメです。
バッテリーの膨張に注意
冬の寒さでバッテリーが劣化することがありますが、その劣化したバッテリーは後に膨張します。
バッテリーの劣化している冷えたスマホに充電器を挿し、急に膨張してしまったとiPhoneをお持ちいただいたことがあります。
膨張したバッテリーは画面を押し上げる為画面破損し使えなくなってしまう可能性があり、影響が充電以外にも出る為危険です。
バッテリーの膨張する原因は内部に溜まったガスであり、少しの刺激や衝撃で発火する恐れがあります。
冷えたスマホに急に充電するのではなく、少しスマホを温めてから充電器を挿しましょう。
カイロなどで温めるのはNG!
冷えたスマホを温めようとカイロを使ったりストーブなどの前に置くのは危険です！
スマホは寒さだけでなく高温にも弱いです。
熱い空気に曝されることで内部が故障してしまう恐れがあります。
電源が落ちてしまうiPhone 11
先日、普段使っていると電源が急に落ちてしまうというiPhone 11の修理ができるかとお客様にご来店頂きました。
原因は…
お預かりした端末を見てみると最大容量が74％まで低下していました。
最大容量は低下すると充電の減りが早くなりますが70％台になると電源が急に落ちるようになったり、電源が点かなくなったりします。
電源が急に落ちるときは基板が弱まっていると言こともありますが、今回の場合はバッテリーの劣化が原因だと思われます
なのでバッテリーの交換をさせて頂きました。
バッテリーの交換
劣化したバッテリーは元に戻すことができない為新しいばてりーへ付け替えます。
こちらは実際の端末の画面を開けた後の写真です。リンゴマークの付いている黒いものがバッテリーです。
少し分かりにくいですが外側のフレームより厚みが出ており、膨張していることが分かります。
これは画面の裏側の写真ですがバッテリーの表面の印刷がうっすらついています。
画面を持ち上げるまでではないものの、画面に触れてしまうくらい膨張しているようです。
劣化が進むとこのように膨張してくるため大変危険です。
新しいバッテリーに交換させていただき電源が落ちないことを確認し、お返しさせていただきました。
まとめ
冬のように寒い季節はバッテリーが劣化しやすいです。
劣化したバッテリーが入っているスマホを使い続けるとバッテリーが膨張し、バッテリー以外に画面などの修理も必要になることがあります。
そうなる前の修理が大事ですが、膨張してしまった場合はすぐに交換しましょう。
当店ではiphoneであれば1時間ほどで修理ができ、その日の内にお返しできます。
【スマートクールゆめタウン高松店】
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