皆さんがお使いのiPhoneにはバッテリーの寿命があります。
使い始めて1年半~2年ほど経つと、「あれ?充電がもうなくなってる?」と感じることがあると思います。
iPhoneのバッテリーは寿命があり必ず劣化してしまうんです。
バッテリーが劣化すると充電の減りが早くなってしまいます。
寿命について
iPhoneのバッテリーは繰り返し充電をして使える優れたバッテリーです。
ですが、繰り返し充電を行う事で経年劣化を起こしてしまうんです。
この充電サイクルが約500回に達した際に新品時と比べ80%前後の容量になります。
約500回、、大体2年で到達しますし充電頻度によっては超えてしまいます。
そのため、充電を繰り返して使える優れものではありますが消耗品の類となってしまいます。
バッテリーの電力は充電以外でも使われておりかなり丁寧に使用したとしても
購入から約2年が経過しているなら寿命を迎えている、と判断しましょう。
劣化により出てくる症状
バッテリーが劣化するとカメラ機能などにも不具合が出始めます。
バッテリーは劣化しているとiPhone全体に影響が出てきてしまい劣化が原因だと気づかなそうな症状もたくさんあります。
今回は、最近お客様からよく聞く症状をご紹介します。
充電の減りが早くなる
最近ではほとんどの方が知っていると思います。
バッテリーが劣化すると充電の減りが早くなるんです。
劣化することで電力を貯める箱(最大容量)が小さくなり新品時に比べて全然貯められなくなります。
また、箱が小さくなっていますので充電の溜まるスピードも今までに比べるとはやくなります。
(最近では急速充電があるため分かりずらいですよね、、)
そのため充電の減りも早くなり持たなくなってきます。
また、朝100%で夕方や夜に充電をしないといけないくらいの減りの早さであれば
バッテリーが劣化している、と言う初期サインとなります。
半日持たない、とかになればかなり劣化しています。
起動や動作が遅くなる
iPhoneの起動、アプリの起動、スクロールやスワイプがカクカクする
など、起動や動作が遅くなったりスムーズに出来なくなったりしてしまいます。
起動や動作が遅くなる理由をご説明いたします。
まず、iPhoneを使うには何をするにしてもバッテリーの力がなくては動きません。
iPhoneを動かすために櫃異様なバッテリーが劣化してしまう事で起動に時間が掛かったり動作がスムーズでは無かったりします。
それでもバッテリーはスムーズに動かそうとフル稼働をし始めるんですが、、
フル稼働をし始めるとバッテリーが発熱し本体まで熱くなり始めます。
膨張
劣化を放置していると特に夏に増加しますがバッテリーが膨張し始めます。
iPhoneのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが使われておりますが、
劣化によりバッテリー内部にガスが発生され、膨張してしまう特徴があります。
膨張してしまうとほんの少しでもバッテリーに衝撃や圧が加わっただけで煙や火が出てしまう危険性が高いんです。
また、膨らんだバッテリーが画面を押し上げることで本体と画面の間に隙間が出来てしまい水分や埃が侵入してしまいます。
水分や埃が侵入してしまうと、水没、ショートが起きる危険性が上がります。
iPhoneだけでは済まない危険性も出てきますので早急に修理を推奨いたします。
iPhone12Pro バッテリー交換
お預かり時にバッテリーの状態やお客様が感じている症状、不具合をご確認します。
今回のお客様はiPhone12Proのバッテリー交換をご依頼いただきました。
バッテリーの状態
最大容量85%とちょうど交換目安時期を迎えているようでした。
寿命を迎え劣化している、と判断できる劣化初期だと考えられます。
そのため症状も初期サインである充電の減りが早いくらいだと。
朝100%にして夕方くらいに20%以下、残量が赤くなっていると仰っていました。
修理完了後
今回のバッテリー交換は約35分でした。
修理完了後の動作確認も問題なく終えました。
前後の動作確認では10項目以上の確認をいたします。
タッチ操作、カメラ機能、通話機能、ボタン類、指紋や顔認証、
アンテナ、充電反応といった通信機器としての問題がないかの確認をしております。
お戻りいただいた際にお客様にもご確認いただいておりますが
ご不安な方にはお返しの際に上記項目をご一緒に確認させて頂いておりますのでご安心ください。
スマートクール高松店
〒761-8012
香川県高松市香西本町1-1
イオンモール高松 専門店街2階
087-813-4333
info@smartcool-takamatsu.com