皆さんは、バッテリーの劣化具合を確認できる最大容量が今何％かご存知ですか？
アイフォンの設定から確認できますが、最大容量を目安に劣化具合が確認できたり
交換目安時期の判断が出来たり参考になりますので是非確認してみて下さい。
今回お越しいただいたお客様は最大容量が新品時に比べると
約半分まで減ってしまっているアイフォンXをお持ち込み頂きました。
最大容量について
今回は最大容量について少し詳しくご紹介します。
最大容量がどれくらいになったら劣化しているのか？？
劣化具合は分かっても最大容量が何を表しているのか分からない、という方が多いんです。
最大容量で分かる交換目安時期
まず、最大容量で分かる交換目安時期ですが、８５％前後です。
最大容量が８５％前後になっていれば交換目安時期を迎え
約１年半～２年の寿命も迎えていることが多いです。
また８５％を下回っている場合は劣化が進んでいますのでお早目の処置を推奨します。
最大容量で分かる劣化具合
そして劣化具合ですが、、
１、最大容量が８８％や８７％
充電の減りが早くなりだし１日しか持たない。
朝１００％にして夜や寝る前に充電をしないといけないくらいの減りの早さ。
２、最大容量が８５％～８０％
劣化が進み寿命を迎えるころ。
充電の減りが早いことに気が付きだすころで、端末が発熱してしまう事も。
３、最大容量が８０％以下
かなり劣化が進んでいる状態。
充電が１日も持たない、半日も持たなくなる。
充電残量があっても電源が落ちてしまったり操作に時間がかかったり。
大体１番の８８％、８７％くらいでギリギリ１日充電が持つ、とお越しくださる方が多く
８５％を下回り始めると充電の減りがかなり気になりだします。
充電の減りが早くなると、思っていたよりストレスになります、、
最大容量ってなに？
そもそも最大容量ってなにを表しているのか。
最大容量は簡単に言うと実際に充電が出来ている数値を表しています。
つまり最大容量が８５％だとすると、画面右上の充電残量が１００％だとしても
最大容量の８５％しか充電がされていない、という事を表しています。
バッテリーが劣化すると元々１００％溜めれていた箱がどんどん小さくなり
貯めれる充電が少なくなり、充電の減りが早くなっていきます。
そして、充電を貯める箱が小さくなるので充電が溜まるスピードも速くなります。
劣化が早くなる使い方
今回お越しいただいたお客様はお話をお伺いしていると
バッテリーの劣化がかなり進んでしまう使い方をしていたようです。
ながら充電
まず、ながら充電です。
充電をしながらアイフォンを使用する事。
そもそも充電をする行為自体、バッテリーに負荷がかかってしまうんです。
負荷がかかってしまう充電中に操作をするとかなりの負荷がかかってしまいます。
アイフォンの操作には必ずバッテリーの力が必要です。
充電をしている最中にバッテリーを動かすと負荷がかなりかかり劣化が進んでしまいます。
充電頻度が多い
続いて、充電頻度です。
上記でもお伝えしたように充電はバッテリーに負荷をかけてしまいます。
そのため充電頻度が多ければ多いほどバッテリーにかかる負荷は多くなります。
また、普通に使っていても劣化を放置していれば必然的に充電頻度は増えます。
充電頻度が増えればその分劣化が進む一方ですので放置をおすすめしないんです。
過放電と過充電
過充電とは、充電が１００％までたまっても充電を続ける事。
過放電とは、充電が０％になり電源が落ちた状態で放置する事。
アイフォンは充電が１００％になっても充電していれば電流が流れてしまいます。
充電が溜まっているのに電流が流れることで負荷がかかってしまいます。
良く前回使っていた端末を久しぶりに使おうとしたら電源が入らなくなった、という経験はありませんか？
これは、過放電が原因でアイフォンを起動するだけの力すらバッテリーに残っていないからなんです。
アイフォンの充電は出来たら３０％～８５、９０％くらいを維持するのが良いと言えます。
アイフォンX バッテリー交換
それでは、今回の最大容量と修理のご紹介です。
また、今回はかなり劣化しており様々な不具合が出ていましたので一緒にご紹介します。
最大容量
まず最大容量ですが、、
５１％、、、
かなり劣化しており、電源がついて使えていることがすごいです、、（苦笑）
様々な不具合
起きていた不具合ですが、充電は３０分～１時間しか持たず
充電残量がかなり残っていても電源が落ちていました。
使っていれば発熱し出して、操作もスムーズにできない、、
バッテリーが劣化すると起動にもアプリを開くのにも時間がかかり
スクロール、スワイプがカクカクし始めます。
バッテリー劣化の症状がたくさん出ており不便どころではなかったはずです、、
修理完了後
修理は約２０分で完了しました。
今回のお客様は充電の減りとかも確認してほしいという事で
少し長くお時間をいただき、充電が溜まるスピード、減るスピードの確認までさせて頂きました。
修理後は何の問題もなくお返し出来ました。
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