先日iPhone 7のバッテリー交換を受け付けました。
充電の減りが早いとのことでしたが端末を見てみるとなんと最大容量が50%でした…!
バッテリーの交換
当店では主にiPhoneのお修理を受け付けています。(Android、switch、iPad等も修理できます)
そんなiPhoneの修理で一番多いのはバッテリーの交換です。
バッテリーの劣化は避けられない為必然的に修理依頼も多くなります。
お預かりしたiPhone 7
今回お預かりしたのは充電の減りが早いというiPhone 7です。
iphoneでは最大容量というものがあり、これでバッテリーの状態が見られるのでお預かりしたときはここをチェックするようにしています。
お預かりした端末は最大容量が50%でした。通常のバッテリーの交換目安が85%前後なことを考えるとかなり劣化しています。
ここまで劣化していると起動しなくなったり、最悪バッテリーが膨張し発火する危険性があります。
実際の修理
バッテリー交換は古いバッテリーを外し、新しいバッテリーを取り付けます。
当店は非正規店になるので純正のパーツは使えませんが、総務省登録修理業者というもので総務省が認めたパーツのみを使用しています。品質的には純正のものとあまり変わりません。
元々付いていたバッテリーを安全に取り外した状態の写真です。
ぽっかり空いているところへバッテリーが付いていました。ここへ新しいバッテリーを付け画面を閉じれば完成です!修理のお時間は1時間ほどでした。
最大容量が100%へ復活しています!
バッテリーが劣化していたら交換を
バッテリーの劣化は止められるものではなくスマホを使い続けていると必ず劣化してしまいます。
劣化してくると充電の減りが早くなるだけでなく危険なこともあるので同じスマホを使い続けるのなら交換しましょう!
起動しなくなる
バッテリーは劣化が進むと突然電源が切れたり充電されなくなり起動しなくなることがあります。
スマホが起動しなくなり当店へ持ってこられるお客様がいますがバッテリーの劣化であることが多いです。
突然起動しなくなった場合長年使っているスマホであればバッテリーの劣化を疑ってみるといいかもしれません。
発熱する
劣化したバッテリーのまま使っているとスマホの温度が高くなりやすくなります。
スマホは精密機器なので高温に弱く、そのまま使っていると基板などの大事な部分に負荷がかかります。
手に持つのが難しいぐらいの高温になることもあり、そのまま使っていると最終的に起動しなくなる可能性も。
バッテリーの膨張や発火
夏場などにスマホが発火したというニュースを見たことがあるでしょうか。あれはスマホの中のバッテリーが高温になったことにより発火し起こります。
スマホに使われている繰り返し充電できるリチウムイオンバッテリーというのは充電できる回数に限度があります。
繰り返し充電していることで段々と劣化し充電できる量も減ってきます。バッテリーの劣化が止められない、劣化すると充電の減りが早くなるのはこれが原因です。
そしてそのリチウムイオンバッテリーは劣化すると中でガスが発生し膨らむことがあります。古いスマホの画面が浮き上がることがあるのはバッテリーが膨張し画面を押し上げているためです。
バッテリーが膨張していると押し上げられた画面が歪み使えなくなったり、ちょっとの衝撃で発火することがあります。
安全にスマホを使うためにも早めのバッテリー交換をしましょう。
まとめ
今回お修理させていただいたiPhone 7は問題なく使えているのが不思議なくらいバッテリーが劣化していました。
iphoneであればバッテリーの状態を確認することができるので充電の減りが早くなったような気がしたら最大容量をチェックしてみましょう。交換時期の目安は85%前後です。
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