皆さんはアイフォンのバッテリーが膨張する事や膨張してしまう原因をご存知でしょうか？
膨張してしまう原因を知っているだけでも気を付けることが出来ます。
バッテリー膨張は端末破損のリスクだけでなく、煙や火のリスクも高くなります。
出来たら、膨張させないように気を付けましょう。
バッテリー膨張
バッテリー膨張とは、アイフォン内部のバッテリーが膨らんでしまう事です。
実際に膨張してしまったことがある方や
膨張したバッテリーを見たことがある方もいると思いますが、
バッテリー膨張は放置していればかなり膨らんできます。
膨らめば膨らむほど危険性が高くなってしまいます。
原因は？
バッテリーが膨張してしまう原因は、「劣化」です。
アイフォンのバッテリーは必ず劣化してしまいます。
バッテリーが劣化することによりバッテリー内部にガスが発生してしまいます。
そのガスが溜まってバッテリーが膨張してしまいます。
バッテリー劣化によりガスが発生してしまうのは、
アイフォンのバッテリーに使われている「リチウムイオン」の特徴なんです。
厄介な特徴ですよね、、
劣化が進む季節
アイフォンのバッテリー劣化が進む季節があります。
アイフォン本体やバッテリーは気温差を嫌うため夏と冬に劣化が進みます。
特に寒さに弱いバッテリーは冬になるとかなり劣化してしまいます。
冷たいテーブルの上や車内、日光が当たるところなどに置いておくとどんどん弱ってしまいます。
劣化が進めばバッテリー膨張が起きてしまう可能性は高くなります。
膨張しやすい季節
膨張しやすい季節は夏です。
冬にかなり劣化したバッテリーをそのまま使用する事で
夏にも劣化が進み、膨張してしまいます。
劣化を感じたらすぐに交換することをおすすめしますが
冬の劣化を放置して夏を迎えるのだけは本当におすすめしません。
冬の劣化をそのままにして夏を迎えると膨張してしまう可能性はかなり高くなります。
端末自体の故障も嫌ですが、それよりも火や煙が出る方が取り返し付かないことになりかねません。
膨張したら見て分かる？
良く、膨張していない、という方がいらっしゃいますが、
膨張していると必ず端末を見ればわかると言う訳ではありません。
バッテリー交換時に、アイフォンを開けて膨張が分かることも全然あります。
分かる場合
膨張していることが端末の状態からわかる場合ですが、
画面と本体の間に隙間が出来ている方がほとんどです。
画面の下にバッテリーがありますが、バッテリーが膨らむことで
画面を押し上げて、本体から浮いてきてしまいます。
また、画面を押し上げる為、画面上に白い光飛びが出ることもあります。
上記のように端末の状態から膨張が確認できる際はなるべく使用せず修理をおすすめします。
分からない場合
端末の状態は全然問題なく、膨張が分からない場合もあります。
膨張しているかも、、と不安な方は是非バッテリー交換目安時期を参考に修理を。
バッテリーの交換目安時期は
１、最大容量が８５％前後
２、購入から２年が経っている
アイフォンのバッテリーは約２年が寿命と言われています。
個人差はありますが、購入から２年が経っている場合、
あるいは２年以上経っている場合は交換を推奨しております。
最大容量を定期的に確認
最大容量７２％はかなり劣化が進んでいます。
大体８８％～８７％くらいで充電の減りが早い、と感じる方が多く
８５％になるころには購入から２年を迎えている方が多いんです。
８０％を切ると、不便なだけでなく様々な不具合が起きたり
関係ない所の破損につながることもありますのでお気を付けください。
アイフォン初代SE バッテリー交換
今回お越しいただいたお客様は
アイフォン初代SEをお持ち込み頂きました。
半年くらい前から画面が浮きだした、とのこと。
バッテリーの比較
通常のバッテリーと膨張しているバッテリーです。
手前が通常のバッテリーですが、比べてみると
奥側のバッテリーが膨らんでいるのが分かると思います。
バッテリーが膨張している場合、修理時間を少し長くいただく可能性があります。
通常のバッテリーに比べると発煙、発火しやすくなっているため充電を２７％以下まで減らして修理をさせて頂きます。
お持ち込み頂いた際に２７％より残量が残っている場合は減らすだけの時間をプラスさせていただきます。
修理完了後
約４０分で修理が完了しました。
最大容量は１００％に戻り充電も問題なくお返し出来ました。
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