日頃よりバッテリー膨張にて交換ご依頼を受け付けており、大半は劣化バッテリーの膨張です。
9月に月が変わってもまだまだ酷暑のような気温が続く日々ですが、スマホのバッテリー大丈夫でしょうか?
なぜバッテリーが膨張してしまうのか、原因や対処法を当記事にてご紹介しようと思います。
原因は様々
一言にバッテリー膨張と言っても、膨張してしまう原因と言うのは様々あります。
膨張を想定していないほどコンパクトな設計に仕上げている最近のスマホ。
膨らんでくると様々な弊害があり、大変危険な現象でもありますし早いうちに発見できればいいのですが、ケースなど装着していると
画面がかなり浮きあがってこないと気付けないこともありますので、日頃からのスマホの状態チェックも肝心です。
それでは以下から一般的にイメージしやすい原因について記載していきます。
充電の仕方が原因
スマホはほぼ毎日1回は充電器に接続していると思いますが、このいつも行っている当たり前の動作が意外にも原因となっている可能性があります。
大半は就寝時に充電を行い、翌朝起床時に100%になっていて1日そのまま使用するパターンだと思います。
充電前の残量が10%や20%~であれば一晩の間にちょうど良く充電がされるのですが、70%や80%ほど残っている状態で
6時間・7時間・8時間と長時間充電を行ってしまうと早い段階で100%になってしまい
“満充電での放置”と言ってバッテリーにはあまり良くないことをご存知でしょうか?
またスマホの使用頻度が高いあまりに、90%・85%を下回った程度の残量でも心配で充電を繰り返し、常に100%にしておくような使い方をされている方も
いるかもしれませんがコチラも”過充電”と言って同様にバッテリーには良い環境とは言えません。
バッテリー劣化や物理衝撃が要因
iPhoneであれば本体設定からバッテリー劣化具合を逐一確認する事が可能です。装着中のバッテリーが現在最大どれくらい蓄電能力が残っているのかの指標ですが
この値が100%からどんどん消耗していき85%を下回ると100%充電していても
1日持たないという状態になってきます。これが一般的にいうバッテリー劣化です。
内部的に劣化しているバッテリーが付いているスマホを、例えば手を滑らせて落としてしまった時
強い衝撃が加わることがきっかけで
バッテリーが膨張してきてしまうということがあります。
膨らんでくるということはバッテリーパック内部で
電池の化学反応によって発生するガスでパンパンに膨れ上がってしまうのですが
このガスが異常に充満するきっかけが
物理的な衝撃ということとなるので1年~2年以上
使用している場合は取り扱いに要注意です。
高温な環境が原因
冒頭でも記載した残暑というよりまだまだ酷暑な最近の気候。
スマホは日頃野外へ持ちだして使用する事が多い携帯電話ですので
当然直射日光や温度が高い環境で使用する事が頻繁にあると思います。
バッテリーパックは急激な寒暖差に非常に弱いので
もしかするとこの暑さとバッテリー劣化2つの原因によって
膨張が始まってしまうかも知れません。
まとめ
膨張バッテリーは放置すると大変危険です。
スマホの持ち主がそれとなく気をかけて使用しないと、バッテリーは簡単に膨張してきてしまうかもしれません。
新品購入時にそのような説明が基本的にないのがそもそもあまり良くないような気がしますが
頭の片隅に知識として覚えておいていただけると、もし急に膨張してしまったとしても
多少はパニックにならず済むかもしれませんので、ぜひ当記事の3つの原因 覚えてみて下さい。
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