SIMカードを入れずにWi-Fiなどに繋いでサブ機として使用しているiPhone。
最近では、ほとんどの方が前のiPhoneをサブ機として使用しているようです。
しかし、メインで使用してないから、とバッテリー劣化や破損を放置している方も多いんです。
サブ機でもメイン機でもバッテリーんお劣化は推奨しません。
よく、使えているし、自宅でしか使わないし、と仰る方もいますが、
バッテリー劣化は不便かどうかだけでない発煙や発火の危険が潜んでいます。
そして、故㎜回お持ちいただいたiPhoneXは、充電残量があるにもかかわらず電源が落ちる、とのこと。
残量があるのに電源が落ちる理由
まずは、残量があるのに電源が落ちる理由を三つご紹介いたします。
バッテリー劣化
まず、最初に考えられる原因はバッテリーの劣化です。
バッテリーが劣化することで【ためることが出来る電力の量】、つまり最大容量が減ります。
そのため、バッテリーが劣化すると、電力を１００％まで溜めることができなくなります。
それを表している数値が下記でご紹介する最大容量なんです。
つまり、充電残量は１００％表記だとしても実際に溜まっている電力はもっと少ないんです。
最大容量が７０％だとしたら、充電残量が３０％ほどで実際に残っているのは１～２％です。
そうなると、残量があっても電源が落ちてしまう、という症状は納得できますよね…。
ソフトウェアの不具合
続いて、ソフトウェアアップデートをしたばかりだったり
古いソフトウェアを使っている場合の不具合です。
ソフトウェアの不具合では、
・残量が残っているのに電源が落ちる
・充電の減りが早くなる
・端末が発熱する
と言った、バッテリーや充電関連の不具合が起きやすいんです。
最新でない場合は、最新にアップデートをしてみましょう。
基板の破損
そして、ソフトウェアを見直してもバッテリー交換をしても改善が無ければ基板破損だと判断します。
基板の破損により、残量表示が狂っているかもしれません。
充電残量や下記でご初会する最大容量などの数値はバッテリーの基板とiPhoneの基板がやり取りをして決まります。
しかし、どちらかの基板がダメになっていると数値が狂ってしまいます。
基本的に、充電残量が関係してくる場合の基板破損は、勝手に再起動が掛かったり、
０％表記だったりすることが多いんです。
しかし、バッテリー交換などできることをすべて試しても改善がないなら基板が破損していると考えられます。
iPhoneのバッテリー
そして、iPhoneのバッテリーには寿命や交換目安時期があります。
交換目安時期
まずは、バッテリーの交換目安時期を二つご紹介いたします。
一つ目は【購入から二年が経過】した場合です。
iPhoneのバッテリーは約二年が寿命だと言われております。
使用方法や充電頻度により個人差はありますが、大目に見て二年です。
そして、今回お持ちいただいたiPhoneXは約六年、バッテリー交換せず使用しているとのこと。
二つ目は【最大容量８５％前後】の場合です。
また、最大容量はあくまでも目安です。
購入から二年が経つ頃には大体８５％前後になっています。
しかし、充電頻度が多かったり劣化が早まる使い方をしていたりすると二年より早く８５％前後になります。
バッテリー劣化による不具合
そして、バッテリーが劣化していると出てくる症状をご紹介いたします。
まず、二日程持っていた充電が一日半くらいになってきたら劣化の【初期サイン】です。
そしてそのまま放置していると、一日持たない・半日持たない、とどんどん減りが早くなります。
・充電の減りが早い
・残量があっても電源が落ちる
・起動が遅い（端末機どうもアプリ起動も）
・動作がカクカクしたり重かったりする
・端末が発熱する
このような症状に身に覚えがあったらバッテリー交換をしておきましょう。
修理後
約４０分でバッテリー交換が完了しました。
修理前と修理後で端末の時間が狂っていますが、Wi-Fiや通信を元に戻せばなおります。
８９％だった最大容量も１００％になり、動作も問題無し。
また、バッテリー交換は一週間の保証期間を設けております。
水没痕がない端末、修理前に動作確認ができた端末に限ります。
充電の減りが改善していない、発熱するなどバッテリーに関する不具合がありましたら、
【キャリブレーション】という方法を四回ほど試してみてください。
それでも改善がない場合は一週間以内に店舗へ【お電話】をお願いいたします。
また、キャリブレーションは端末返却時にご案内させて頂いており、方法も修理完了書に記載しております。
スマートクール高松店
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