発売から8年ほど経過しているiPhone7にて、ダウンロードできないアプリが出てきています。
iPhone7に限らず、それ以前の6シリーズや5シリーズでも同様。
何故そんなことが起きるのかについて説明してみようと思います。
iOSバージョンによる制限
iPhoneには機器を使用するために、オペレーティングシステムが組み込まれています。
iOSは略称で、正式名称は「iPhone Operating System」となります。
このiOSは今世に出ているシリーズのiPhoneの全てに同じバージョンのiOSが適応されているわけではなく
それぞれのシリーズでザックリ分けされ何故かバージョンが統一されていません。
上記のiPhone7ではiOS 15.8.2で止まっており、それ以上のバージョンにはすることができません。
その理由とは? 以下ざっくりとご説明致します。
なぜバージョン統一されないのか
iPhoneは開発当時の技術において一番機器に適していて、尚且つ高性能だった性能の部品を機器に組み込んでいます。
しかし年月が経つにつれて、技術というのは日々進歩しており
当時組み込んだ性能を上回る高性能を搭載できるような部品が作れるようになっていきます。
機器全体の性能を底上げできるタイミングでiPhoneは随時シリーズアップさせていき
現在ではiPhone15までリリースされていますが、機器を動作させるにはシステムが必要となりそのシステムというのがiOS。
それぞれの世代性能に適したシステムを使用するのが最適という意味合いで
iOSのバージョンが全て統一されていないということが起こっています。
バージョンの違いでどんな影響があるのか
例えばですが、私は予備のスマホにiPhone7を使用しています。
機種変更した為に予備として手元に残し今活躍してもらっているのですが
メインで使用しているAndroidで家族とスケジュール共有しているアプリがあり
それがこのiPhone7では使用できません。
理由はiOSのバージョンが対応していないからであり、早速影響が出てきました(笑)
その他アプリは大半使用できるのですが、時折ストアでダウンロードしようとしても弾かれるものがあり
全てiOSバージョンが対応していない為にダウンロードすらできないという形です。
強制的に最新へアップデートできないのか
もし普通に使っていて、「あなたのスマホはこのバージョンまでです」とシステム的に制限されてしまった時
「ならちょっと小細工して無理やりアップデートしてしまうのは?」と考えるユーザーがいらっしゃるかもしれませんが
残念ながらどんな手法をとっても強制アップデートは困難であり、仮にそのような行いをすると
プログラム・機器の改変という扱いの行為となり、Appleさんの利用規約違反となってしまうかもしれません。
ご使用の旧世代iPhoneをあの手この手で改変を加えるというのはオススメできません。
時代の流れに併せて機種変更をして、最新iOSを利用するか
使用できないアプリが出てきた際は、使えないなりに類似アプリなどを代用して使用するなどで工夫するしかなさそうです。
よく言われるサポート終了というワードは
このことを指しています。
まとめ
初代のiPhoneがアメリカにて登場してから17年ほど月日が経っています。
機器の性能にあった最適化されたバージョンを適用させ、これからの時代を見据えて
今後のデータ処理が難しいと判断された性能の機種はサポートが終了となります。
ユーザーとしては”使い慣れた” “気に入っている”
この機種を壊れるまで大事に使いたい。と思ったりもするのですが
それが難しくなり機種変更をしなくてはならない瞬間も訪れますので、サポート終了の機種をどうするか
考える必要が出てくると思いますが
筆者のiPhone7は、自宅キッチンで料理レシピを見るなど限定のような
上手く活躍できそうな場を日頃考えながら使用しています。
あったらあったで便利な2台目の予備スマホ。
サポート終了後も部品交換でリフレッシュしてしまえばまだまだ使える場面はあります!
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