iPhone6シリーズ、最近では殆ど見ることも少なくなったかと思いきや、意外とお修理の受付させていただいていると
まだ5シリーズ・６シリーズ・７シリーズとご使用になっているお客様いらっしゃいます。
ただし発売年もかなり前なので部品の劣化は当然進んでおり、バッテリーも品質が優れている純正品だとしても
極端に劣化すると膨張してくることがあります。
今回は膨張してしまったiPhone6sのバッテリー交換についてご紹介します。
膨張で画面が浮いている
お持ち込み時、さまざまなヒアリングをさせて頂いた中で
最後に画面が浮き上がってきていると申告がありました。
ぱっと見では気づかずでしたが、しっかり画面浮きが確認されました。
そして長期使用の劣化にてバッテリーの消費もかなり早くなっていたので交換したいとお持ち込みがあった形です。
膨張の様子
こちらが画面を押し上げている状態の様子です。
画面が歪んで～とかではそうそう浮いたりすることは無いので
バッテリー膨張でほとんど確定なのがこのような感じ。
もしこのブログで
「あれ？もしかしてこの画面浮きってバッテリーのせいかな？」
とピンとくることがあったら、すぐご相談ください。
バッテリー膨張は非常に危険なものなので、気づいたらすぐ交換することをオススメしております。
バッテリー交換開始
いつもと何の変哲もないバッテリー交換風景の写真となってしまうので
今回は押し上げられていた画面の写真にしたいと思います。
あまりにもひどい膨張起因の画面浮きだった場合、画面に歪みの癖がついてしまったりすることがあるのと
本来平行面だった部品が歪んでいると、動作にも影響してきてしまう為、念の為部品の歪みがないか目視確認を
行っている風景の写真となります。
今回のものは画面部品への大きな影響はなかったようで歪みはないと判断。
一応360度確認し、画面交換の必要もないということでそのまま修理続行です。
交換終了
無事新品バッテリーの組付けが終わり
バッテリー最大容量も１００％へ回復。
かなりの年月が経過している旧モデルですが、ハイスペックな動作などを期待しなければ
全然2024年時点でも快適に使えるスマホだと思います！！
動作確認にて画面のタッチや映像の映りも全く問題なく
追加でお願いされていたガラスフィルムも貼り付けさせていただき
iPhone6sが新たに生まれ変わりました。
まとめ
こんな感じで旧モデルの復活作業が終了しました。
こちらお客様のお子様がご使用になっているということで
やはりこれまで親御さんが使っていたモデルを引き継ぐというケースが多いようですね。
今は小学生や中学生でもスマホが手元にある方が何かといい節もあります。
しかしその使用しているスマホの状態が悪いと、今回の膨張のように
危険が伴うこともあるので、しっかりと本体のリフレッシュ修理を済ませた上でお子様に引き継ぐのが
本来は一番望ましいような気もしますね。
一見すると旧車のレストア作業のようなものに通ずるものがありますが
車もスマホも機械製品なので、レストア作業をすることで新しくまた使用できるように復活させることは可能です。
もし手元に眠っているけど使えるなら復活させたいiPhoneなどありましたら
そのようなご相談も承りますので、お気軽に仰ってくださいね。
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