Nintendo Switch Liteのタッチパネルが部分的に効かないという不具合について
どのような不良なのか、どのような修理に至るのかをご紹介したいと思います。
イオンモール綾川店では日ごろかなりの台数のSwitch修理ご依頼頂いております。
Switch各種修理お任せください。早いものだと~30分の箇所もございます。まずはお問い合わせを。
タッチパネル部分不良
毎度必ず、修理に入る前には本体の動作が正常かどうかの検査をします。
当記事の本体、本来は別箇所の修理でしたが起動不可能状態で入った修理の為、各種動作確認が満足に行えていない状況となっており 起動ができる形に復旧出来たときに発見された症状です。
タッチパネル不良というと全体的にタッチできないようにイメージすると思いますが、今回の症状では
中央付近が部分的にタッチが効かない状況になっていました。
お客様へご連絡し、直したいということでしたので急遽追加修理にてSwitchLiteのタッチパネル交換となりました。
修理前の状況確認
Switch系ではシステム上に各種ボタンやタッチの反応があるか検査できる機能が搭載されています。
その検査機能をしようし満遍なく指でなぞり反応を確認します。
写真は部品交換後の写真ですが、部分をペイントしてみました。
赤枠の部分が全く効かなくなっておりましたので、状況はお伺いしてはおりませんが
赤枠部分に強い圧力がかかる何かしらがあったのではと推測できます。
タッチパネルは非常に繊細なものなので、設計時想定を超える強い圧力や衝撃が加わると
その部分だけ効かなくなるというのは不思議ではない症状です。
部品交換
SwitchLiteではタッチパネルと液晶画面は一体型ではなく別々の部品です。
その為、タッチパネル交換となるとSwitchLiteの中身を全て分解しタッチパネルにアクセスする形になります。
「店舗の机でここまで分解するんだ・・・・」
この件ではありませんが、以前お客様に驚かれたことがあります笑
外す部品は上記画像の通りなのでさほどではありますが、問題はネジです。
どのネジがどこに付いていたのか。これは要領さえつかめば問題にはなりませんが、慣れるまではなかなか記憶力を試されるものになります・・・
無事タッチパネル部分の部品が取り外しできましたので、新品に付け替えて
仮動作確認に入ります。
動作確認
タッチパネルの方問題なく効いていることが確認できたら
SwitchLiteの外装から抜け落ちないようしっかり接着し取り付けしなおし、本組み立てに入ります。
Switch系の画面部分の交換修理の場合、仮付け動作を行う時点で一度ほとんどを組み立てなおす工程になる為
完全に組み上がるまで1時間~1時間半程度は最低限お時間を要します。
ネジの場所を間違えないよう、また付け忘れに注意しどんどん組み上げていきます。
まとめ
というわけで完全組み上がり後もタッチパネルは変わらず症状改善したままで復旧できましたので修理完了となります。
お客様のご希望にて、すべての修理が完了後画面のコーティングをご希望されていたので
仕上げに施工しお返しの準備を進めます。
年数が経過しているものだと、いつどこの部品がどんな症状を起こし壊れるのか。
明確な部品ごとの寿命なども開示されていない為、故障を確認した時点で初めてお持ち込みする必要があります。
しかし今回の案件のように、まさかこんなところも壊れていたの?と事前に確認するのが難しい故障もありますので
余裕があればでいいので、お修理ご希望の際はメイン修理箇所以外に
他に気になる症状がないか確認していただき、何かあればお伝えいただけると助かります!
結果的に、「あれ?こんなところ前壊れてたっけ?」とならずに済むメリットもございますので何卒宜しくお願い申し上げます!
店舗情報
スマートクールイオンモール綾川店
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