iPhoneのバッテリーは消耗品です。
使えば使うほど劣化してしまいます。
劣化に気づいていながら放置してしまう、と言う方が多いんですが、
バッテリーの劣化に気づいたときに定期的にバッテリー交換をしてあげる事で長持ちします。
また、体感で劣化に気が付かない、分からない、という事もあります。
実際使えたら良い、と言う方は気にしていないこともありますよね。
今回はバッテリーの劣化具合を確認する方法と放置していることで起きる症状をご紹介いたします。
最大湯量を確認
設定のバッテリー項目から確認することが出来ます。
最大容量とは
アイフォンには電力を溜める容量が決まっており
使用すれば溜める容量が減っていきます。
最大容量８０％だとすると、充電を１００％まで溜めても実際は８０％しか充電が出来ていない、という事を表しています。
充電を貯める箱が小さくなるため充電の減るスピードも充電が溜まるスピードもどんどん速くなっていきます。
最大容量の数値による劣化具合
・９０％台
個人差によりますが充電頻度が多かったりながら充電がおかったりする場合は減りの早さを感じるかもしれません。
交換推奨度としてはそこまで必要ではないという感じです。
・８９％～８７％
充電の減りが早いと感じる方が多い数値です。
交換推奨度は５０％。そろそろバッテリー交換を視野に入れておきましょう。
・８６％～８０％
劣化が始まっており恐らく寿命も迎えているころです。
交換を推奨１００％。遅くても８０％頃にはバッテリー交換をしておきましょう。
・８０％以下
かなり劣化しています。劣化による症状もかなり出ているのではないでしょうか。
交換推奨度はかなり高いです。すぐさまバッテリー交換をしましょう。
交換目安時期
当店で推奨している交換目安時期は
・最大容量８５％前後
・購入から２年が経過
の、どちらかが当てはまっている時です。
上記でもご紹介しましたが最大容量の数値別に症状が悪化していきますが
劣化し始めた８５％前後のころには充電の減りが早いと感じているはずです。
もしどちらも当てはまっている、なら早急にバッテリー交換をしましょう。
放置による症状
バッテリーの劣化を放置したくらいではどうもならない、は間違いです。
最悪データなどを諦めて機種変更をしないといけなくなることもあります。
確かに最初は充電の減りが早くて不便、、くらいなんですけどね、、その時に放置せず交換するべきです。
起動不可
バッテリー劣化を放置したことで起こる症状の中で最も多い症状です。
アイフォンが起動しない、充電器を挿してもうんともすんとも言わない症状。
これはバッテリーにかなり負荷がかかる「過放電」状態で放置していた端末や
アイフォンを起動させるほどの力すらバッテリーに残っていない端末に置きます。
アイフォンを起動するには充電（電力）だけではなく必ずバッテリーの力が必要です。
昨日の夜は使えていたけど朝起きたらつかない、さっきまで普通に使えていた、と仰る方も
お話をお聞きしていると寿命の２年を超えて３年、４年以上使用していたり充電頻度が多かったり
バッテリーが劣化している状態、バッテリーに負荷をかける使用方法、をしていることが多いんです。
発熱
アイフォンのバッテリーが劣化すると起動や動作が遅くなったりカクカクしたりします。
それでもアイフォンをスムーズに動かそうとバッテリーがフル稼働をし始めます。
フル稼働を始めると負荷がかかり発熱します。
その熱が端末に伝わることで端末も熱くなります。
アイフォンは熱に弱く下記でご紹介する基板破損につながる可能性が高くなります。
また、カメラ下がかなり熱い、触れないほど熱い、となった場合はほとんど基板が破損している際の症状です。
基板破損
上記の起動不可や発熱が起きても放置していると基板破損を起こす確率は高くなります。
基板破損を起こすと基板修理とバッテリー交換が必要で高額修理となってしまいます。
また、アイフィンの心臓である基板の中の心臓（CPU）が破損してしまっていると修理不可となります。
基板が破損するまでの時間は端末それぞれですぐに破損する事もあればしばらくしては破損する事もあるため放置を推奨しておりません。
修理完了後
約３０分で交換が終わりました。
充電残量も上がっており、上がるスピード減るスピードも問題なし。
その他動作も問題なく、データそのままお返ししております。
バッテリー交換の保証は１週間です。
（修理間に動作確認が出来た端末、水没痕がない端末に限ります。）
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