最近AQUOSのRやR３の修理が増加しております。
特にバッテリー劣化や膨張でのバッテリー交換依頼が多くほとんどの方が膨張してしまっています。
今回はバッテリーが膨張しパネルが浮いてきたAQUOS R３のバッテリー交換をご紹介いたします。
Androidスマホのバッテリー
スマホのバッテリーもiPhoneと基本的に変わりません。
膨張している端末の状態や寿命についてご紹介いたします、
消耗品
スマホのバッテリーは消耗品の為、必ず劣化します。
私のスマホは劣化しない、なんてことはありません。
どの端末も絶対です。
新品時に比べ充電が１日しか持たないなど、充電の減りが早く感じてきたら劣化の初期サインです。
半日持たない、とかになってくるとかなり劣化が進んでおり膨張するのも時間の問題となります。
充電をしないと使えませんが充電をすることで劣化してしまいます。
充電頻度が多ければ劣化が早まりますのでなるべく抑えましょう。
膨張の状態
背面パネルと本体の間に隙間があるのが分かると思います。
膨張したことで背面パネルを押し上げている状態です。
隙間がある画像のような状態の場合、水分や埃が簡単に侵入できます。
そのため水没してしまったり埃が原因でショートしてしまったりすることもあります。
寿命
スマホのバッテリーは約２年が寿命だと言われています。
充電サイクルが約５００回に達した際に新品時と比較して容量が８０％まで減ると言われていますが
充電頻度が多くない場合なら約２年で５００回を超えてしまいます。
またバッテリーは充電以外でも電力を使っているためどれだけ丁寧に使っていても２年経過していれば交換を推奨いたします。
膨張の原因と危険性
バッテリーが膨張する原因をご紹介します。
原因を知っているだけでも膨張しないように対策をすることができると思います。
また膨張してしまった時の危険性もご紹介します。
問題なく使えていても危険はあります。
原因
バッテリーが膨張する原因はバッテリーの劣化です。
スマホのバッテリーは充電を繰り返し使える優れた電池ですがどうしても劣化してしまいます。
劣化するとバッテリー内部にガスが発生され、ガスが発生したことでバッテリーが膨張します。
劣化によりガスが発生する、のはリチウムイオンバッテリーの特徴です。
また、劣化するほど使っていない、購入したばかり、と言う場合は初期不良の可能性が高いです。
バッテリーの初期不良でも膨張してしまいます。購入後すぐならすぐに正規店へ持っていきましょう。
スマホは精密機器ですので新品だから絶対大丈夫と言う訳ではありません。
もちろん中古で購入するよりは安心ですが、機械だから仕方ないことなんです、、。
バッテリーが膨張しないように劣化していたらすぐ交換を推奨したします。
危険性
膨張は劣化が原因だとお伝えしましたが、劣化したバッテリーは柔らかくなります。
通常のバッテリーに比べると膨張するほど劣化したバッテリーはかなり柔らかくなっており
ほんの少しの衝撃や圧で歪んでしまったり破けてしまったりします。
バッテリーは歪む、破ける、穴が開く、と通常ではない状態になると発煙、発火します。
また、充電などの負荷に耐えることができなくなり膨張したバッテリーを放置して
そのまま操作や充電を繰り返すことでも煙や火が出る危険があります。
膨張した際は早急に修理をしておきましょう。
修理に出せない、時間がない、と言う場合は電源を落として使用をやめましょう。
修理完了後
Androidスマホには画面や背面と本体を剥がれないようにするための専用テープやネジがありません。
そのため当店では修理専門の接着剤を使用しておりますが、接着するために時間が必要となります。
接着時間が長ければ長いほどしっかりと引っ付きます。
また、修理方法も機種によってかなり変わってきて画面から開ける機種や背面から開ける機種など
iPhoneに比べると機種によって全然変わってきてしまうんです。
ですのでAndroidスマホは最短でも２時間ほどは頂戴しております。
修理後は浮いていたパネルも元に戻り動作確認も問題ありませんでした。
Androidスマホの修理は最短２時間でお伝えしていますが、膨張していて隙間がある際は少しお早目に終わることもあります。
ですが、修理時間を短くしようと急いで修理をすることはリスクがありますので
修理時間を短くしてほしい、早くしてほしい、と言うご依頼はお受けできません。
何も問題なくお伝えした時間内でお返しできるよう努力いたしますので是非、お時間がある際にご来店ください。
スマートクール高松店
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