水没させてしまって画面が映らない！？
本日ご来店のお客様は、ご使用されているiPhoneSEを誤って水没させてしまい、
画面が映らなくなってしまったと、ご来店下さいました。
確認すると、見た目は濡れている様子はないですが画面がまったく映らない状態でした。
一度でも端末が水没してしまうと、水没復旧を行なったとしても元通りに戻す事は難しいです。
水没の状態によって新しいパーツに交換しないといけない可能性もあります。
お客様に、水没復旧と各パーツの交換が必要になる可能性のご案内をして、すぐにお修理開始しました。
本体を開けて内部を確認すると、あらゆる箇所に水分が侵入している事が確認できました。
バッテリーと画面は新しいものと交換をする必要があり
あとは、全てのパーツに水分が侵入している可能性がありましたので
全てのパーツの洗浄と完全に水分を飛ばして乾かして、お修理完了となります。
水没してしまった場合
端末を水没させてしまった場合の対処として、
応急処置としてはいけない行動があります。
まず、端末が水没してしまった時の応急処置として
①電源をOFFにする。
電源をつけたままでいると、内部でショートしてしまう恐れがあります。
それを少しでも防ぐために電源をOFFにします。
②目に見える範囲で端末の水分を拭き取る。
完全に拭き取る為にカバー等のアクセサリーをつけている場合は外して下さい。
付けたままでいると、カバー等の拭き切れていない水分が端末内部に侵入してしまう恐れがありからです。
細かい箇所は、綿棒等を使用しても良いですが
端末を傷つけないように、注意が必要です。
③SIMカードを取り出す。
SIMカードに水分が侵入してしまうと、SIMカードも故障してしまう恐れがあります。
取り外したSIMカードに水分が付着している場合は、乾いた布等で拭き取って下さい。
④端末を乾燥させる。
ファスナー付きプラスチックバッグ(ジップロック)等に、水没した端末を入れ乾燥剤を一緒に入れて下さい。
⑤お修理に出す。
なるべく早くお修理店に端末を持っていき、お修理して下さい。
水没復旧は、水没した程度にもよりますが、
早ければ早い程、復旧する率は上がります。
水没時にしてはいけない事
水没してしまった場合にしてはいけない事があります。
①充電をしない
充電をしてしまうと、端末内部でショートを起こしてしまう恐れがあります。
②端末本体を振らない
水没してしまい、本体内部の水分を出そうと本体を振ってしまうと
内部に更に水分が侵入してしまう恐れがあります。
悪影響になり兼ねますので、本体を振るという行動はしないで下さい。
③ドライヤーで乾かさない。
乾かすためにドライヤーが早いと思ってしまうかもしれませんが、
ドライヤーで乾かすことは絶対にしないで下さい。
ドライヤーの熱でメインの基板が故障してしまう恐れがあります。
端末を水没させてしまった時は、かなり慌ててしまい冷静な判断ができなくなりがちですが、
水没時にしてはいけない行動もありますので、一度冷静さを取り戻していただき
応急処置を試してみて下さい。
そして、すぐにスマートクールにお問い合わせいただくか
店頭までお持ちいただけたらと思います。
スマートクールゆめタウン高松店
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