完全防水ではない
アイフォン６S以降から防水機能が付いていますが、
完全防水ではないんです。
ある程度の雨水や埃の侵入は防げますが
がっつり水の中に落としたり掛かってしまうと水没します。
たまに、完全防水だと思って石鹸で洗ったという方もいます。
水没後のアイフォン
皆さん、水没してしまった後って
すぐに使えなくなる！！と思っていませんか？
そのため、水の中に落とした後電源が付いて操作出来たら、
あ、大丈夫じゃん。って思ってしまう方が多くいます。
すぐに症状が出ない場合もある
アイフォンは精密機器なんです。
水没後、必ずすぐ使えなくなるわけではありません。
もしかすると水没してから１週間後や半年後、１年後に
水没の影響が出てきてしまう事があるかもしれません。
当店にお越しいただくお客様の中にも
水没後普通に使えていたけど。という方、全然います。
放置はしない
症状が出ないからと言って放置をするのはやめましょう。
アイフォンはいつどうなるか予測不可能です。
放置してしまう事で、データが取り出せない。
起動せず、使い物にならない。ということになる可能性大です。
洗濯機で回した？！
今回お越しいただいたお客様は、お電話でご予約をいただきました。
ご来店いただき、お話を聞くと、
アイフォン７Plusを、洗濯機で１０分程度回してしまったとの事。。
再起動がかかる
電話や操作に問題はなかったですが、
５分おきくらいに再起動がかかってしまうとの事。
また、洗濯機で回してしまったのは二日前の朝一だと。
前回の端末が水没してしまったときは一発アウトだったらしく
今回は使えていたからセーフだと思ったと仰っていました。
早速修理を
ということで、アイフォンを開けると
二日前の水分がまだまだ乾いていませんでした。
と、いうことは恐らく結構な量の水分が内部に。。！！
画面とバッテリー
水没をしてしまうとほぼほぼの確率で
画面とバッテリーもダメになってしまいます。
水没復旧修理は、基板洗浄をします。
細かいコネクタ部分やチップを洗浄します。
でも、画面やバッテリーのコネクタがダメになってしまうことが殆どで
一緒に交換をしないと、起動しなかったり復旧できなかったりするケースが多いんです。
画面の水没痕
アイフォンには、画面側と本体側に
水没しているか確認ができる水没シールがあります。
青い丸が付いている赤いシールです。
このシールは水没していなければ白なんです。
はっきり水没しちゃってますね。。
水没復旧は出来たのか。。
今回の修理は約１時間半で完了です。
水没の修理は基板洗浄の後、完璧に乾かすため
最低でも１時間半～２時間頂戴します。
約１時間半後、基板洗浄も画面、バッテリーの交換も終え、
電源ボタン長押しで、、
電源が付きました！！
修理前の再起動がかかる症状も確認しましたが、
しばらく置いていても再起動はかからず、成功です！
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